日本ハム、ドラ1細野力投&レイエス満塁弾も…守乱による逆転負けで再び貯金0

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2024.7.3(水) 21:44

ロッテ戦に先発し5回3失点と力投した日本ハム・細野晴希 (C) Kyodo News

● 日本ハム 6 - 9 ロッテ ○
<14回戦・エスコンF>

 日本ハムは守備の乱れが響き、2点リードの6回に一挙5失点。逆転負けで勝率5割に逆戻りとなった。

 先発のドラフト1位・細野は本拠地初登板。初回は3者凡退の好スタートを切ったものの、2回は一死から連続四球を与えたあと、東洋大の先輩でもあるロッテの佐藤に先制の右越え3ランを浴びた。3回は一死一、三塁のピンチを併殺で凌ぐと、その裏に味方打線が一気に5得点。2点リードとなった4回と5回もゼロを刻み、5回6安打3失点でプロ初勝利の権利を持って救援陣にバトンを託した。

 打線は3点を追う3回、9番・伏見の左前打などで無死一、三塁の好機を作り、1番・水谷の右前適時打で2点差。そのあと二死満塁となり、5番・レイエスが5号グランドスラムを左中間席へ運び一気に5-3と試合をひっくり返した。

 しかし2点リードで迎えた6回表、2番手のマーフィーが先頭打者への四球からピンチを招くと、無死一、三塁でロッテの7番・佐藤は三塁後方へのファウルフライに打ち取ったと思われたが、三塁・郡司と遊撃・上川畑が譲り合う形となり、飛球はファウルエリアにポトリ。マーフィーは打ち直しとなった佐藤に右前適時打を浴び、一死も奪えず降板となった。

 火消しを託された3番手・ザバラだったが、続く友杉の送りバントを捕球ミス。ピンチが無死満塁に広がったあと、続く藤原に三塁線突破の2点適時二塁打を浴び5-6と逆転された。これで細野のプロ初勝利の権利は消滅。ザバラはその後も適時内野安打を許すなど2点を失い、結局このイニングだけで一挙5失点となった。

 打線は6回裏に7番・万波の右前適時打で1点を返すも反撃はここまで。6回表の一挙5失点が響き、マーフィーに今季2つ目の黒星(1勝)が記された。

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