【ソフトバンク】パ・リーグの首位打者が本塁打もキング並んだ ズバ抜けた数字に小久保裕紀監督「技術が抜けとるからですよ」
スポーツ報知
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2024.6.29(土) 05:00
◆パ・リーグ 日本ハム1―5ソフトバンク(28日・エスコンフィールドHOKKAIDO)
高い放物線を逆方向に描いた。2回1死。ソフトバンク・近藤が先制ソロを左中間席に叩き込んだ。「しっかりバットに乗ってくれました」。リーグトップの山川に並ぶ12号。“ライバル”が120打席ノーアーチの間に、6本塁打を重ねて同数に持ち込んだ。「チームが助け合ってね。まずは個人タイトルより勝つこと。積み重ねで最後にタイトルが取れれば」と、キング争いも臨むところだ。
意外にもビジターでは今季初本塁打だ。11号まで全て主催試合で放っていたが「ほかが打ちにくいんじゃなくて(みずほ)ペイペイが打ちやすい」。リーグダントツの打率3割4分6厘と合わせて2冠。日本ハム時代の僚友、ドジャース・大谷と同じ2部門で首位に立った。「レベルが違うところでやってる。お互い頑張れれば。刺激にはなんないです」。まるで異世界の出来事のように捉えている。
チームは9カード連続で初戦勝利。貯金を今季最多タイの26に戻した。投高打低が顕著な今季、なぜ近藤の数字がズバ抜けているのか。小久保監督は「技術が抜けとるからですよ」と目尻を下げた。4番・山川が苦しんではいるが、5番・近藤のバットが白星を描き続けている。(田中 昌宏)
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