【ソフトバンク】ついに2位と10差!59年ぶりペース!オスナ逆転3ラン被弾で黒星覚悟…から敵失で同点

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2024.6.23(日) 17:02

9回1死三塁、代打・中村晃の一ゴロで三塁走者・川村友斗が同点の生還をする(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―6ロッテ=延長12回=(23日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが九分九厘つかんでいた勝利を逃したものの、ほぼ敗戦の崖っぷちから同点に追いつき、今季3度目のドロー。敗れた2位・日本ハムとのゲーム差を今季最大の「10」に広げた。

 チームが開幕65試合目までに2位に10ゲーム差以上をつけて首位を独走するのは、南海時代の1965年以来59年ぶり。同年は34試合目の5月23日で、パ・リーグの貯金を独り占めする27勝7敗0分けの勝率7割9分4厘で、15勝15敗1分けの2位・東京(現ロッテ)に10ゲーム差をつけた。

 この日は2点リードの9回2死、オスナがソトに痛恨の逆転3ランを浴びた。1死から安打と四球を与えるなどして2死一、二塁。ソトに1ストライクから外角の156キロ直球を捉えられ、右翼ポール際のテラス席に飛び込む一発を浴びた。

 オスナは来日3年目でワーストの1試合3失点。セーブ状況での失敗は4月3日のロッテ戦(ペイペイD)、同17日の日本ハム戦(エスコン)に続き、今季3度目となった。

 だがその裏、同点に追いついた。1死三塁から代打・中村晃の一ゴロで、本塁突入した三塁走者・川村のタイミングはアウト。しかしヘッドスライディングした川村の体が、タッグを試みた捕手・佐藤のミットを巻き込むような形となり、佐藤は落球。記録は捕手の失策で試合は振り出しに戻った。

 1―1の4回1死一塁では、近藤が左中間席に飛び込む一時勝ち越しの11号2ランを放った。昨年の本塁打王は「1打席目でチャンスを生かすことができなかった(二ゴロ併殺打)ので、この打席ではという気持ちでした。しっかりと自分のバッティングができました」。リーグトップ12本塁打の山川に1差と迫った。

 先発のモイネロは6回7安打3失点(自責1)で勝敗はつかなかったが、防御率1・54として、リーグトップに浮上した。

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