「僕が超えていいのか…」昨季まで1軍出場なしの日本ハム23歳が交流戦史上最高打率 現役ドラフト加入の超新星
スポーツ報知
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2024.6.19(水) 06:00
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2x―1日本ハム=延長11回=(18日・甲子園)
逃げることなく新記録を打ち立てた。水谷瞬外野手(23)は初回に中前打を放ち3打数1安打。鍵を握った8回2死三塁で迎えた第4打席、初の申告敬遠で出塁すると、代走を送られ交流戦打率4割3分8厘が確定。交流戦首位打者に輝き、15年秋山(西武)の4割3分2厘を上回る、交流戦史上最高打率をマークした。
迷いもあった。「僕が超えていいのかという気持ちもあった」。それでも「ここまで来たら取りたい。そこまでの立場でもないので、取れなくてもともとという気持ちでやってこられた」と振り返った。だから、第4打席に凡退していれば記録を下回ることも「全然知らなかった」。無欲の新記録を「一つ名前が残るところに立てたというのは素直にうれしい」とかみ締めた。
新庄監督も「本人が一番ビックリしてるんじゃないですか。でも僕の中では、シーズンが終わってどれぐらいの成績を残せるかという選手になっている」とたたえた。現役ドラフトで加入し昨季まで1軍出場なしの超新星が、再開するリーグ戦でも他球団の脅威となる。(山口 泰史)
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