【楽天】ドラ1・古謝樹が6回2失点の粘投でうれしいプロ初勝利…最速は147キロを計測 チームは今季最長5連勝
スポーツ報知
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2024.6.8(土) 17:11
◆日本生命セ・パ交流戦 中日2―7楽天(8日・バンテリンドーム)
楽天・古謝樹投手が自身2度目の1軍マウンドで、プロ初勝利をマークした。中日を相手に6回88球を投げ、9安打2失点にまとめ、チームを今季最長の5連勝に導いた。
踏ん張り続けた古謝に、待望のプロ初白星が輝いた。立ち上がりは苦しんだ。初回、2死から福永に右中間席へ運ばれるプロ初被弾で先取点を与え、さらにカリステにも適時打を許して2点のビハインドを背負った。
だが、今季最長タイの4連勝中と勢いに乗る打線がすぐに反撃。2回に小郷の自身初となる満塁弾も飛び出すなど、一挙6点と逆転してくれた。
ルーキー左腕は大量援護にも支えられて立ち直った。最速は147キロを計測した直球と、カーブ、スライダー、ツーシームを織り交ぜ、打たせて取った。2回1死二塁の危機を断つと、3回には相手クリーンアップを3人斬り。5回は安打と四球で1死一、二塁としたが、カリステを遊ゴロ併殺に仕留め、グラブをたたいて左拳を握った。6回まで投げ、3回以外は毎回走者を背負ったが、味方の好守にも支えられてプロ初勝利の権利を手にし、7回から救援陣に託した。
最速153キロを誇り、桐蔭横浜大から即戦力の期待をかけられて23年ドラフト1位で入団。左腕を体で隠し、球の出所が見づらい独特の投球フォームが持ち味で、キャンプは1軍スタート。開幕は2軍で迎え、じっくりと鍛錬を積んできた。5月25日の日本ハム戦(楽天モバイル)でプロ初登板。6回5安打2失点とクオリティースタート(QS=6回以上3自責点以内)を達成したが、打線の援護なく初黒星を喫していた。
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