【日本ハム】金村尚真が2勝目へ、8日ヤクルト戦先発…村上との対決に「自分の力がどれだけ通じるか試してみたい」
スポーツ報知
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2024.6.8(土) 06:10
日本ハム・金村尚真投手(23)が2勝目を狙い、8日のヤクルト戦(神宮)で先発する。本塁打&得点数でセ・リーグトップを走る強力打線と、プロ2年目で初対決となる。主砲・村上との対峙(たいじ)や、富士大時代には経験できなかった神宮での登板にも胸を躍らせ、5度目のチャレンジで今季先発初勝利に挑む。
高ぶる気持ちを素直に表現した。前回登板から中7日。金村は球界屈指のスラッガー、ヤクルト・村上との対決に向け「日本を代表する打者なので、自分の力がどれだけ通じるか試してみたい」と腕をまくった。
強力ツバメ打線に立ち向かう。「すごくいい打者が並んでいる」と警戒するように、セ本塁打トップの村上を筆頭に、オスナ、サンタナ、山田ら好打者がズラリ。総得点、本塁打数はリーグトップと破壊力は十分で「対戦したことがない打者ばかり。一人だけではなく、全員に集中していいピッチングにつなげたい」と表情を引き締めた。
敵地・神宮での登板は3月19日のヤクルトとのオープン戦で中継ぎとして1イニングを投げた一度のみ。「大学生は神宮を目指して頑張るので、すごく憧れていましたけど(全国大会は)東京ドームばかりで神宮からは嫌われてましたね…」と富士大時代は届かなかった場所だ。「オープン戦でも6球しか投げていない。感覚をつかみながら試合に入っていきたい」とマウンドへの素早いアジャストもテーマに掲げた。
前回5月31日のDeNA戦(エスコン)は勝ち星こそ逃したものの、プロ入り後最長8回、同最多117球の熱投で2失点と好投。今回はセ本拠試合で打席に立つ機会もあるが「打てる気がしない。誰も期待していないので本当に“あわよくば”で」と苦笑いした。右肩痛で途中離脱したルーキーイヤーを経て、今季は開幕から中継ぎ、先発でフル回転。昨年9月22日の楽天戦(楽天モバイル)以来となる先発勝利へ「今年はチームに貢献したい強い思いがある」と快投を誓った。
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