【ロッテ】先発・美馬は粘投も4回に先制の2点適時打を許す…野手陣は内野天然芝で3回までに4失策の拙守

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2024.6.7(金) 19:45

4回、力投する美馬学(カメラ・谷口 健二)

◆日本生命セ・パ交流戦 広島―ロッテ(7日・マツダ)

 ロッテの先発・美馬学投手は、4回に2番・野間に2点適時打を打たれ、先制点を許した。ルーキーイヤーから14年連続の白星となる今季1勝へ向け、「自分の役割を果たしてチームの勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。全力を尽くします」と、マウンドに上がった。

 だが、内野天然芝のマツダに野手陣が苦しんだ。2回には先頭・末包のゴロを遊撃・友杉がファンブルして出塁を許すと、1死二塁から今度は菊池のゴロを三塁・中村奨がエラー。続く3回には1死から2番・野間の強烈な打球を中村奨がトンネルすると、続く小園の一ゴロを安田がファンブルして一、二塁のピンチを招くなど、3回途中で4失策と拙守が目立った。

 美馬はランナーを背負いながらも粘りの投球を続けたが、4回は四球と左前打で無死一、三塁に。9番・大瀬良の初球は外側に外れたが、捕手・佐藤がすかさず三塁牽制で俊足・矢野を三本間に挟んだ。挟殺には手間取り、6往復を要して、最後は一塁・安田が刺殺。2死一、三塁の場面で2番・野間に右中間への2点適時二塁打を許した。

 打線は相手先発・大瀬良の前に5回までノーヒットに封じられた。

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