【ソフトバンク】交流戦も首位! 栗原陵矢のマルティネス撃ちV打で4連勝 苦手ビジターで幸先良く先勝

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2024.6.4(火) 21:27

9回、勝ち越しの中前適時打を放つ栗原(カメラ・渡辺 了文)

◆日本生命セ・パ交流戦 中日2―3ソフトバンク(4日・バンテリンドームナゴヤ)

 ソフトバンクが4連勝で貯金を今季最多タイの19とした。パ・リーグ首位に加え、交流戦でも首位タイに立った。

 2回に先頭・山川が左翼線二塁打で出塁すると、近藤は左飛、中村晃は二ゴロで2死三塁となり、甲斐の遊撃と中堅の間にポトリと落ちる適時打で1点を先制した。

 しかし先発の有原が4回に岡林、福永、細川に3連打を浴びて同点。なおも1死満塁で山本に勝ち越しの右犠飛を献上した。

 7回の攻撃では1死から柳町の左前打、続く今宮のセーフティーバントが一塁・中田の悪送球(記録は内野安打と中田の失策)を招き、一、三塁とチャンスを広げた。栗原は空振り三振に倒れたが、山川の打席で清水が暴投。同点に追いついた。

 その裏、2番手の又吉が2死から加藤匠に右中間への三塁打を浴びた。中日ベンチは代打・大島をコール。ここで小久保監督は左腕・長谷川にスイッチ。長谷川は期待に応えて大島を見逃し三振に仕留めた。

 9回、2死二塁から、栗原がマルティネスを打ち、中前適時打で勝ち越した。

 有原は6回6安打2失点。8試合連続クオリティー・スタート(QS=6投球回以上、自責3以下)と試合をつくったが、勝敗はつかなかった。

 現在、主催試合で12連勝中とホームでは無敵のソフトバンク。しかし敵地では分が悪い。5月のビジターは3~5日の西武戦(ベルーナ=●●○)、14、15日の楽天戦(楽天モバイル=●○)、24~26日のロッテ戦(ZOZO=●●●)、28~30日の巨人戦(東京D=○●●)と4カードで一度も勝ち越せなかったが、幸先良く先勝した6月はどうか。

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