【西武】渡辺久信GM兼監督代行11年ぶりの采配もゼロ封負け「ファイティングポーズを取っていかないといけない」

スポーツ報知

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2024.5.28(火) 21:58

中日に勝てず厳しい表情の渡辺久信監督代行(左)(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0西武(28日・バンテリンドーム)

 懸命に悔しさを押し殺した。新しい背番号72のユニホームで、西武・渡辺久信GM兼監督代行はベンチ裏へ足を運んだ。「緊張しましたよ。何とか勝ちたかったけどね」。休養した松井監督に代わって11年ぶりに執った采配を静かに振り返った。

 点を取りにいった。今季DHか代打での出場しかなかった中村剛を10年ぶりに4番・一塁で先発させ、2軍で不調だった新外国人のコルデロをこの日から1軍へ昇格させ7番・左翼で起用した。中村剛は2回の第1打席で左中間へ二塁打を放って守りも無難にこなしたが、コルデロは3打数無安打。3回の守備で岡林の放った左前打を後逸(記録は二塁打)し、続く高橋宏の投前へのバントを処理した今井が三塁へ悪送球して先制点を献上。ミスが失点につながった。それでも同GMは「好投手同士の戦いになるとミスが出てしまったところが大きな部分だった。セ・リーグとの戦いになれば当然、DHがない。どっちのリスクを取るか。おかわり(中村剛)とコルデロには出てもらわないと」とミスが出ることを想定して得点力不足に悩む打線に刺激を与えようとしたが、3投手の前に4安打に抑えられて三塁も踏めず、今季5度目のゼロ封負けを喫した。

 この日、球場入りするとスタッフ、選手を集めてミーティング。「戦う姿勢、ファイティングポーズを見せていこう」と鼓舞した。連勝は2で止まり借金は再び16に増えたが「下から追いかけるしかないわけだから、ファイティングポーズを取っていかないといけない」と強調。巻き返しへ闘志をむき出しにした。

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