西武・中村剛也が通算477本塁打で鉄人超え単独10位 連敗ストップの裏に緊急ミーティング
スポーツ報知
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2024.5.26(日) 05:45
◆パ・リーグ 西武6―5オリックス(25日・ベルーナドーム)
悪い流れを一振りで変えた。2回。曽谷が投じた真ん中高めの148キロ速球を西武・中村剛が豪快に振り抜いた。打球はきれいな放物線を描いて左翼席へ。7日のロッテ戦(ZOZO)以来となる6号ソロは、金本知憲を抜く単独10位の477本塁打に。「打ててよかったです」と淡々と振り返った。
前夜(24日)は9回に5点を失い、今季ワーストの8連敗。イヤなムードを打ち消そうと試合前、野手だけでミーティングを開いた。「チームが同じ方向に向いたというか、まとまったというか。そういう雰囲気があったので、すごいいいミーティングだったと思います」と外崎。精神的な話が主だったというが、試合で存在感を示したのが最年長40歳の中村剛といえる。「経験がある打者ですし、昨日のああいう負けで先制が大きかったと思います」と松井監督。ベテランの一振りが3点差をはね返した7回の逆転劇につながった。
連敗を8で止めて「勝ったことがよかったと思います」と息をついた中村剛。目指す500本塁打へはあと23本。「まだまだ打てるように頑張ります」。最下位からの逆襲へ、本塁打のおかわりは終わらない。(秋本 正己)
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