【西武】執念の集中打で連敗を8でストップ「連勝できるように頑張っていきたい」

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2024.5.25(土) 18:55

7回2死満塁、外崎修汰は左前に逆転の2点タイムリー打を放つ(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 西武6―5オリックス(25日・ベルーナドーム)

 勝つしかない。3点を追う7回。西武ファンが終盤のチャンスの時に奏でるチャンテ4が鳴りやまない。先頭の蛭間から岸、平沼の3連打で1点を返すと、古賀が中前打で続いて代打・佐藤龍の中犠飛で1点を追加。なおも続いた2死満塁で外崎が三遊間を破る2点適時打を放って、一気に4点を奪って逆転した。外崎はお立ち台で「つないでもらったと強く感じる打席でした」と声を張った。

 負ければ13連敗を喫した15年以来となる9年ぶりの9連敗となり、勝率が3割を切るという苦しい状況。試合前に野手全員でミーティングを開いた。「個人個人にも響いたと思うし、そこでチームとして、同じ方向に向いてというか、チームがまとまったというか。そういう感じは雰囲気があったので、すごいいいミーティングだったかなと思います」と外崎。一つになった思いが7回の集中打につながった。

 依然として16の借金を抱えるが、選手は誰1人としてあきらめていない。お立ち台の締めに外崎は叫んだ。「本当にこの勝利がチームにとっていいきっかけになってくると思うので、ファンの皆さんもまた明日試合があるので、大きな声援よろしくお願いいたします。連勝できるように頑張っていきたいです」。26日の同カードも連勝して、勢いに乗って交流戦へ挑みたい。

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