10年ぶり3度目パ・リーグトリプルサヨナラ劇、ロッテはリーグトップ月間5発目の“ヒロミサンセット弾”
スポーツ報知
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2024.5.20(月) 06:00
◆パ・リーグ ロッテ4x―3日本ハム(19日・ZOZO)
パ・リーグ3試合が10年ぶりに全てサヨナラ決着した。ロッテは岡大海外野手(32)がプロ3度目の劇弾を放ち日本ハムとの接戦をものにした。
みずほペイペイ、京セラDに続く締めくくりは、ZOZOの夕空に舞った“ヒロミサンセット弾”だ。
序盤の3点リードを追いつかれてもつれ込んだ9回裏1死。ロッテ・岡が、今季まだ失点がない日本ハム・河野の初球真っすぐを狙い打った。「(防御率)0・00で、なかなか連打は難しい。何とか決めたいと長打を意識した」と力をこめた打球は、左翼席へのサヨナラソロ。5月は打率3割4分7厘と絶好調。ここ5試合に限れば18打数9安打の5割だ。リーグトップとなる月間5発目のアーチで試合を決めたベテランは、気持ちよさそうにナインのウォーターシャワーを浴びた。
サヨナラ打は今季2度目で通算5度目。21年に2発のサヨナラ弾を放った頃から、ファンは岡のバットによる劇的勝利を「ヒロミナイト」と呼ぶようになった。今回はデーゲーム。お立ち台で「“ヒロミサンセット”ですね」と聞かれると「ファンの皆さんが呼んでくださるなら」とニッコリ。
18年途中まで在籍していた日本ハムには、今カード前まで7連敗していた。「やられていたので、悔しさをみんなが持っていた」というこの3連戦は2勝1分け。古巣に見舞った一発で、チームは約2週間ぶりの貯金1を手に入れた。(星野 和明)
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