【ソフトバンク】長谷川威展、オール救援7試合3勝 勝ち運の秘密は? プロ初お立ち台で鷹党に誓いの言葉

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2024.5.18(土) 18:37

ヒーローインタビューのフォトセッションでハートマークのポーズをとる(左から)長谷川威展と近藤健介 (カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―2西武(18日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが8回に飛び出した近藤健介外野手の逆転2ランで、今季13度目の逆転勝利を飾った。3連勝で、貯金を今季最多の16に更新した。

 直前の8回を無失点で抑えた長谷川威展投手が今季7試合目で早くも3勝目。移籍1年目の今季、失点はいまだゼロで、防御率は0・00だ。試合後、日本ハム時代も含めてプロ3年目で初めてお立ち台に登壇した変則左腕に聞いた。

【ヒーローインタビュー】

 ―初のお立ち台。

 「プロ初のお立ち台です」

 ―ピンクに染まった客席。

 「自分にピンクが合ってると思ってたので、いいなと思います(笑い)」

 ―アピールポイントは?

 「独特なフォーム。タイミングが取りづらいのがアピールポイントです」

 ―早くも3勝目。

 「このまま最多勝のタイトル狙っていきたい」(客席爆笑)

【囲み取材】

 ―相変わらず勝ち運がエグい。

 「そうっすね。すごいっす」

 ―自分でもビックリ?

 「いやあ、びっくりしてますね」

 ―津森は3、4月で4勝。「津森が出てれば勝てる」とナインが口々に話していた。

 「いやまだ(自分は前日まで)2勝だったんで。でも、あしたからは分かんないですよ。どうなるか(笑い)」

 ―お立ち台で最多勝宣言。

 「やっぱ狙うところは狙っていきたいっすね(笑い)」

 ―ホントに?

 「いや、そんな『最多勝狙う』とかは(笑い)。僕の立場では、点差を開かせないっていうのが大事だと思う。(欲をかかずに)全力で抑えていきたいですね」

 ―勝ち運を引き寄せる行動は実践している?

 「整理整頓とか、ルーチンとかは結構大事にしてます。マインドセットは大事なのかなと。(ゴミ拾い?)ゴミはもちろん拾います」

 ―昨季イースタンで34試合オール救援で最多勝(8勝0敗)。

 「やっぱり日頃の行いが(笑い)」

 ―ダイエー時代の1999年、左腕の篠原貴行が救援だけで開幕14連勝。

 「到底かなわない成績です」

 ―今季無失点。

 「(ささやく声で)いやホントたまたまっすね。いつ取られるかとヒヤヒヤしてます。でも点を取られても取られなくても、後悔のない選択を1球1球している結果がそう(好結果に)なってるのかなと思います」

 ―プロ初のお立ち台。

 「投げてるときは観客の人とかは見られないですけど、こうやって興奮を収めてから見てみると『たくさん入ってんだな』と。こんなに楽しんでる人がいるなら、もっと頑張りたいなと思いました」

 ―初めてのお立ち台であれだけのトーク。

 「調子に乗っちゃいました。反省してます(笑い)」

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