【ソフトバンク】37試合で貯金15!歴史的59年ぶり開幕ダッシュ 山川穂高は自身3度目10号一番乗り

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2024.5.17(金) 21:17

5回にソロ本塁打を放ってベンチで祝福される近藤(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―2西武(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが西武に打ち勝って2連勝、貯金を今季最多の15とした。開幕37試合(25勝10勝2分け)で貯金15は、南海時代の1965年の31試合(22勝7敗2分け)以来、球団59年ぶりの開幕スタートダッシュとなった。

 山川が3点リードの3回無死、ヤクルト・村上と並ぶ両リーグ最速の10号本塁打。「うまくバットに引っかかってくれました。追加点となるホームランとなって良かったです」と5試合ぶりの一発に胸を張った。

 両リーグ最速の10号到達は、西武時代の18、19年に次いで3度目。3度以上マークしたのは、王貞治(巨=63、65~67、76年)の5度に次ぎ、田淵幸一(神=72~74年)、ブライアント(近鉄=91~93年)、バレンティン(ヤ=11、12、14年)の3度と並び5人目だ。また、2球団で記録したのはローズ(近鉄=02年、オ=09年)に次いで2人目となった。

 先制打は中村晃。2回無死三塁から左前適時打を放った。この日は乳がんの早期発見を啓発する「ピンクリボン運動」の一環として、ナインはピンクリボンユニホームを身につけ、来場者にもレプリカが配布された。2018年から運動に賛同して成績連動型の寄付を行っているヒットメーカーは「内野が前進だったので、とにかくバットにコンタクトすることを考えました。追い込まれてしまいましたが何とか食らいついていくことができました」と振り返った。

 投げては4日の西武戦(ベルーナ)以来の登板となったモイネロが7回4安打1失点で今季2勝目を挙げた。

 8回に2番手の藤井が1死から連打を浴びるなどして、2死二、三塁から平沼に右前適時打を献上。救援陣は5日の西武戦(ベルーナ)から26回1/3無失点を継続していたが、8試合ぶりの失点となった。

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