◆パ・リーグ　日本ハム４―１西武（１４日・エスコン）

　西武のドラフト６位ルーキー、村田怜音（れおん）がプロ初打点を記録した。３点を追う４回２死一、二塁で相手先発・山崎の１４１キロの速球をゴロで中前へはじき返した。１打席目は山崎のチェンジアップに３球三振。「打撃コーチから切り替えろと言われて、真っすぐに反応できてタイムリーになったので、１打席目の分は取り返せたかなと」と振り返った。

　９回の第４打席ではチェンジアップを逆らわず右前へ。プロ初のマルチ安打を記録した。「コースに逆らわずしっかりついていけたので。試合を通してみたら、１打席目の反省をちゃんと生かしてあとの打席に立てました。成長できた試合だと思います」とうなずいた。

　１１日に１軍へ昇格すると６番・ＤＨで先発しプロ初安打を記録。この日は８番・ＤＨで３試合連続の先発出場。「いろんな投手を見ながらその中でもしっかりと考え、打席に立てるんじゃないかなと思うし、結果が出たのはよかったと思います」と松井監督。１９６センチ、１１０キロの“レオのガリバー”は１軍の舞台でもまれて大きくなっていく。

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