◆パ・リーグ　楽天―ソフトバンク（１４日・楽天モバイルパーク宮城）

　ソフトバンク・有原航平投手が、３点ビハインドの６回５安打４失点で降板した。投球数は１０７だった。昨季まで楽天の本拠地・仙台では５連敗中で、このままでは渡米していた２０２１、２２年も含めて６年越しの６連敗となるが、打線の奮起はあるか。

　有原は２回、先頭・島内に四球を与えると、けん制悪送球で無死二塁。鈴木の左前打で一、三塁とすると、平良に左前適時打を献上。続く辰己に四球で無死満塁となり、石原の遊ゴロ併殺打の間に２点目を失った。４回には２死から辰己に四球を与えると、続く石原に左翼ポール際に飛び込む３号２ランを浴びた。

　有原は今季、３月２９日の開幕戦（対オリックス、京セラＤ）で先発したが、中６日で回るはずの４月５日の楽天戦（楽天モバイル）での登板を、相性や低い気温などを考慮して回避。仙台ではこの日が今季初登板だった。

　昨季までの仙台での通算成績は１３試合３勝７敗、防御率４・５２

【有原の仙台での公式戦全成績】

◆２０１６年（日本ハム時代＝楽天Ｋｏｂｏスタジアム宮城）

▼　８月１２日－６回８安打３失点

◆２０１７年（Ｋｏｂｏパーク宮城）

▼　４月１５日●７回３安打１失点

▼　８月　９日●３回３／２、７安打６失点

▼１０月　９日○７回９安打１失点

◆２０１８年（楽天生命パーク宮城）

▼　６月２２日－１回０安打０失点（救援）

▼　７月２４日－５回２／３、８安打５失点（自責４）

◆２０１９年（同）

▼　５月１４日○８回４安打１失点

▼　７月　５日○７回１安打無失点

▼　８月３１日●７回８安打１失点

◆２０２０年（同）

▼　６月２６日●６回１０安打５失点（自責４）

▼　９月１３日●２回１／３、８安打９失点

▼１０月２５日●６回９安打６失点（自責４）

◆２０２３年（ソフトバンク時代＝楽天モバイルパーク宮城）

▼　７月　７日●７回８安打６失点

◆２０２４年（同）

▼　５月１４日？５回４安打４失点

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