◆パ・リーグ　ソフトバンク３―１日本ハム（８日・みずほペイペイドーム）

　日本ハムがソフトバンクに敵地で３タテを食らった。２・５差で迎えた３連戦。３連勝すれば首位浮上のカードでまさかの３連敗で首位と５・５差に開いた。

　それでも新庄監督は「結果はこうなったけど下向くことはないっす。シーズン長いですからね。成長した選手たちがこれから、どんどん上を目指していってくれると思うんでね」と前を向いた。

　打線は先発・石川に６回３安打１失点に抑えられた。初回１死二塁で郡司が左越え適時二塁打。先取点を奪ったが２回先頭、万波の右前打から最後まで１人の走者も出せず２４人連続アウトで計３安打のみ。今季初めてマルティネスをスタメンから外し、４番に野村を抜てきしたが１得点のみに終わった。

　指揮官は「石川君はテンポよくてね。打てそうで打てないってのが一番やっかいなんですよ。フライあがるでしょ。あの経験（自分も）よくしましたね。打てそうなんすですよ。（早いカウントからバットが）出る。逆もあるんですよ。バッカバカ打てる時もある。これは不思議なもんで。でも仕掛けていかないと、どうなるかわからない。今日はちょっとフライが上がってしまいましたけど」と現役時代と照らし合わせ打線の苦労を説明した。

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