ソフトバンク・和田、今季初登板は5回8安打4失点 打線の援護受け白星の権利

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2024.5.6(月) 20:13

ソフトバンク・和田 (C)Kyodo News

◆ 3連打を2度食らう苦しい投球

 ソフトバンクの和田毅投手(43)が6日、日本ハム戦(みずほPayPay)で今季初登板初先発。5回までに4点を失うも打線の強力援護を受け、今季初勝利の権利を持ってマウンドを降りた。

 初回は1番・郡司、2番・今川を連続三振に仕留めるなど無失点スタート。しかし1点リードで迎えた2回、先頭の5番・野村に右翼線に落ちる二塁打を許すと、一死三塁後、7番・松本剛に右犠飛を許し同点に追いつかれた。さらに、二死無走者で8番・レイエスに左前打を許すと、続く水野は右中間突破の適時三塁打を浴び逆転となる2失点目。続く1番・郡司には中前適時打を許し、二死からの3連打で3点目を失った。

 3回は3者凡退でゼロを刻んだものの、4-3と逆転してもらった直後の4回は再び先頭から3連打を食らい無死満塁。水野は空振り三振に仕留め一死としたものの、続く郡司に右犠飛を許し4-4の同点に追いつかれた。

 それでもその裏、9番・三森が1号2ランを右翼席へ運び6-4と再び2点リード。味方打線は5回裏にも、4番・山川の2打席連発となる8号ソロなどで3点を奪い、初回から毎回となる9得点を記録した。和田は5回91球、8安打4失点、5奪三振1四球の内容で降板。今季初勝利の権利を持ち、5点リードの6回から救援陣いマウンドを譲った。

 開幕ローテーション入りが内定していた和田だが、3月26日のウエスタン・広島戦に先発した際、左手のマメの影響で3回途中に緊急降板。その後も左足の親指を痛めるなどコンディションが整わず、開幕から約1ヵ月が経ちようやく今季初登板となった。

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