ロッテ・菊地吏玖、今季初登板は1回1失点 吉井監督「最後は抑えてくれてよかった」

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2024.5.6(月) 17:55

ブルペンで投球練習するロッテ・菊地吏玖[撮影=岩下雄太]

○ ロッテ 8 - 1 西武 ●
<5回戦・ZOZOマリンスタジアム>

 ロッテの菊地吏玖が6日の西武戦で、今季初登板を果たした。

 開幕をファームで迎えた菊地は4月30日の日本ハム二軍戦の試合前練習後の取材で、「三振をしっかり取るというところは念頭においてやってきている。しっかり、3球以内で追い込んで、そこからきっちり1球で仕留めるのをやっていますね」と課題を持ってファームでの時間を過ごしてきた。

 ファームで11試合・10回2/3を投げ、0勝1敗1セーブ、防御率0.84の成績を残し、5月4日に今季初昇格を果たした。

 6日の西武戦、8-0の9回にマウンドへ。先頭の中村剛也に対し全球ストレート勝負で、3ボール2ストライクから投じた6球目のストレートをレフトスタンドに運ばれた。続く古賀悠斗にもライト前に安打を許したが、続く外崎修汰を三併。最後は渡部健人を3ボール2ストライクから146キロの外角ストレートで見逃し三振で、試合を締めた。

 吉井理人監督は今季初登板となった菊地について「出鼻をくじかれたんですけど、最後は抑えてくれてよかったです」と振り返った。

取材・文=岩下雄太

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