【日本ハム】二刀流左腕・矢沢宏太が今季初登板 最速151キロ「力強いボールも増えて、去年より全然いい」

スポーツ報知

  • ニュース

2024.5.5(日) 06:20

1回無失点と好投した日本ハム・矢沢

◆パ・リーグ オリックス3―1日本ハム(4日・京セラD)

 日本ハムの二刀流左腕・矢沢宏太投手(23)が3日、今季初めて1軍に昇格。さっそくオリックス戦(京セラD)でリリーフ登板し、1回無失点と好投した。

 2点ビハインドの7回に起用された矢沢は、GWで満員の敵地にも「ファームにいた時から、観客が何人もいると思って投げていたので、いつも通りの緊張感でした」と気合満々。先頭・ゴンザレスの初球に、いきなりこの日最速の151キロを投げ込んで遊ゴロに仕留めるなど、躍動感あふれる投球でスコアボードにゼロを刻んだ。

 「だましだまし投げていた」というプロ1年目の反省から、トレーニング方法や投球フォームを見直して着実に成長。「力強いボールも増えて、去年より全然いい」と、手応えを強調した。

 新庄監督も「低めがタレずに伸びていく感じ。いいボールを放っていた」と高評価。2軍では約2週間、野手として試合に出ず、投手の調整を優先して昇格のチャンスをつかんだ。貴重な左のリリーバーとして、活躍の機会が増えそうだ。

関連ニュース

【日本ハム】1番起用も不発の大砲候補に新庄剛志監督は「どっしり感がない」
【日本ハム】今季初5番の万波中正が決勝の2点二塁打…新オーダーはまりオリックス東から勝利
【日本ハム】5年目サブマリンが今季初勝利 6人リレーで完封
【日本ハム】鈴木健矢が今季初勝利へ向け先発「自分が勢いをつけられるように」…3日・オリックス戦
【日本ハム】福島蓮が5回4奪三振1失点…また初勝利お預けも新庄監督「もう合格ですね」

記事提供:

スポーツ報知