オリックス、逆転負けで3連敗&借金2…安達の1イニング3失策響き9回表に5失点

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2024.5.1(水) 22:09

安達了一[写真=北野正樹]

● オリックス 3 - 6 ロッテ ○
<5回戦・ほっと神戸>

 オリックスは2点リードの9回表に一挙5失点。悪夢の逆転負けで3連敗となり、借金は再び「2」となった。

 先発の田嶋は走者を背負いながらも5回無失点の粘投。打線は5番・頓宮の4号ソロ、2番・紅林の1号ソロなどで5回までに3点を先取した。3-1と2点リードで9回表を迎えたが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 史上4人目のNPB通算250セーブ達成がかかる守護神・平野佳は、先頭打者の9番・小川を守備固めで起用されていた二塁・安達の失策で出塁させると、続く代打・角中には右前打を許して無死一、三塁のピンチを招いた。続く2番・石川慎には右前適時打を浴びて1点差。なおも無死一、二塁で続くポランコの打球は併殺コースの二ゴロかと思われたが、再び二塁・安達が失策。ピンチは無死満塁に広がり、一死後、途中出場の安田に左越えの2点適時二塁打を浴び3-4と逆転された。

 セーブを挙げれば快挙達成の守護神だったが、逆転を許したところで無念の降板。代わって登板した井口は6番・佐藤に右前適時打を許すと、二死満塁でこのイニング2打席目となった小川の二ゴロを、またしても安達がファンブル。安達の1イニング3失策は、パ・リーグ二塁手のワースト記録となった。

 9回にまさかの一挙5失点で悪夢の逆転負け。バックの拙守に足を取られた平野佳は今季2度目のセーブ失敗となり、今季初黒星(1勝7セーブ)が記された。

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