【オリックス】昨季敵地で8勝2敗と好成績の宮城大弥 こだわりの行動で進むエース道

スポーツ報知

  • ニュース

2024.4.22(月) 05:05

オリックス先発の宮城大弥(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―3オリックス(21日・ペイペイドーム)

 プロ入りから土日に20勝6敗と無類の強さを誇る宮城は、ビジターゲームも相性がいい。通算で10勝4敗だった昨年は、敵地で8勝2敗。入念な準備が支えになっている。ウエスタン・リーグの開幕投手を務めた3月15日のくふうハヤテ戦(ちゅ~る)でも、こだわりの行動があった。

 試合前日に大阪から移動練習するチームと別に、たった一人で2日前の13日に静岡入り。開幕2週間前の時点からシーズン本番のビジターを想定していた。外食はせず、自身でおにぎりやサラダ類を調達。早寝早起きのスタイルを崩さず、宿舎で過ごす時間を確保した。

 昨年から本格的に始めた自炊は、1冊の料理本を頼りに上達している。解凍した肉や魚を焼くことから始まり、最近は副菜に色の濃い野菜をチョイス。納豆やヨーグルトを添える工夫も凝らしている。「生活の中心に野球を置いている」と言うのも、尊敬する山本と同じ。一歩一歩、エース道を進んでいる。(オリックス担当・長田 亨)

関連ニュース

【オリックス】負傷交代の西野真弘「まだちょっと分からないですね…」右太もも裏に強い張りも自力で歩行
【オリックス】中嶋聡監督「誰がエースって呼んだんですか?」宮城大弥の完投勝利に冗談も弾む!?
【オリックス】宮城大弥がチーム初完投 開幕戦のリベンジ成功 勝率5割復帰
【オリックス】打撃好調 西野真弘が途中交代…走塁時に右太もも裏を痛める
【オリックス】宇田川優希が1軍初合流 右肩痛から復帰へ…新人・高島泰都も

記事提供:

スポーツ報知