◆パ・リーグ　楽天０―７オリックス（１８日・楽天モバイル）

　オリックスが３カード連続の勝ち越しで開幕２戦目以来となる勝率５割に復帰した。

　打のヒーローは西野だ。３回２死一、三塁から今季初打点を挙げる三塁適時内野安打で先制点をもぎとると、５回２死三塁では左前適時打。７回にも右前打を放って今季初猛打賞を記録した。今シーズンは開幕から低調な打線をけん引し、打率３割３分３厘をマークするなど存在感を示している。

　好調・西野に引っ張られ、チームは今季最多１６安打で７得点。試合前には中軸を担う中川が左太もも痛で出場選手登録を抹消されたが、持ち前の全員野球で嫌なムードを振り払った。

　先発の曽谷は５回２安打無失点で今季初勝利。切れ味鋭いスライダーを武器に楽天打線から毎回の７三振を奪った。６回から登板したドラフト６位・古田島も２回１安打無失点の３奪三振で好救援が光った。

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