オリックス・エスピノーザが3戦3勝 的を絞らせない幻惑投球に館山氏「曲がり球の扱いが上手い」

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2024.4.18(木) 06:20

敵地での楽天戦に先発登板したオリックスのエスピノーザ

◆ 真中氏「いろんなボールが来るので絞りづらい」

 オリックスは投打が噛み合い5-0で完封勝利。楽天打線を7回5安打無失点に封じた先発のアンダーソン・エスピノーザは、球団の外国人投手では34年ぶりとなる初登板からの3連勝を達成した。

 来日初登板から2戦2勝のエスピノーザはこの日も安定感抜群。多彩な球種で緩急をつけながら楽天打線を翻弄した。7回までに先頭打者の出塁を3度許したが、後続を落ち着いて退けゼロ行進。7回105球、5安打無失点、7奪三振無四球の快投で来日初登板から3戦3勝。計20イニング1失点で防御率は0.45となった。

 17日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、エスピノーザの快投にフォーカス。現役時代に技巧派右腕として通算85勝をマークした館山昌平氏は、「真っ直ぐをほとんど投げず、かなりボールが動く。『最速157、8キロの中継ぎ投手』という触れ込みで入ってきたが、実際はストレートが150いかないくらいで、カット系のボールや曲がり球の扱いがすごく上手い」と評価した。

 真中満氏は打者目線で「いろんなボールが来るので絞りづらい」と解説。立山氏も「ゾーン内にどんどん投げてくるので、(打者は)打ちにいかないとやられてしまう。高めにも浮いてくるので目線がズラされる」と同調し、オリックスのリーグ4連敗のキーマンになり得る新助っ人に太鼓判を押した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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