「“トップの位置”がまだバラバラかなと…」笘篠氏が指摘したオリックス・頓宮、完全復活のためのポイントとは?

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2024.4.14(日) 06:10

頓宮裕真 [写真=北野正樹]

◆ 「タイミングをもう少し早めにできると…」

 オリックスは13日、日本ハムとの試合(京セラD大阪)に5-1で勝利。開幕から不振に陥っていた昨季のリーグ首位打者・頓宮裕真が22打席ぶりの安打&今季初本塁打を放つなど、存在感を見せた。

 「8番・一塁」でスタメン出場した頓宮は2回の第1打席、二死二・三塁のチャンスで打席を迎えると、日本ハム先発の加藤貴之が投じた低めのフォークを拾って右前に運び適時打に。これが22打席ぶりの安打、今季初打点となった。勢いそのままに7回の第3打席には、右翼ポール際へ2ランを放ち、この試合3打点と復調の兆しを見せた。

 頓宮の活躍について、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「今季はね、どうしたのという感じでしたから…心配してましたよ」と話を切り出すと、「1打席目のライト前へのヒットがホームランに繋がったと思います。1打席目にヒットが出て打点がついて、気持ちが随分と楽になったという感じでしょうね」とコメント。

 また同番組に出演した笘篠賢治氏は「これまでは凡打して、ベンチで下を向いている姿がとても気になっていたんですよ。この試合をきっかけに調子を上げてもらいたいんですね。ただ自分が力強くスイングできる“トップの位置”がまだバラバラかな…という感じはします。強く振り出せるトップの位置へ、持っていくタイミングをもう少し早めにできると、良い時の頓宮の打撃が見れるんじゃないかと思いますね」と現状のバッティングフォームについて解説をした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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