◆パ・リーグ　楽天―ロッテ（１３日・楽天モバイルパーク）

　発熱の荘司に代わり、スクランブル先発となった楽天の松田啄磨投手が４回６０を投げ、３安打１四球１失点と試合をつくった。

　初回、緊張を隠せない松田は先頭の岡に四球を許すと、二盗を許し無死二塁。友杉にも右前打を許し、いきなり無死一、三塁のピンチを背負った。続くソトに中犠飛を許し先制されたが、ポランコ、山口を遊飛に打ち取り、何とか最少失点で切り抜けた。

　２回以降は落ち着いたピッチング。１４０キロ台の直球に１００キロ台のカーブ、カットボールなども交え、連打を許さなかった。

　４回を投げ終えたところで、ベンチで今江監督とグータッチ。青山投手コーチによると、先発を告げられ「えっ？」と絶句したという右腕だったが、４回を１失点で投げ切り、チームの危機を救った。

関連ニュース

・【試合速報】楽天―ロッテ（１３日・楽天モバイルパーク）
・【楽天】守護神が本拠地初セーブ「球場の雰囲気がよかった。大歓声をいただけたので震えました」
・【楽天】開幕投手が今季初勝利も反省「ダメな部分はあったのでつぶさないといけない」
・【楽天】伊藤裕季也が今季１号！大学の同級生・小郷の一言きっかけに「見返してやろうと思って頑張りました」
・【楽天】田中将大の登板予定が白紙に　永井コーチ明かす「もう少し期間をおいた方がいいんじゃないか」