【日本ハム】加藤貴之が“三度目の正直”で今季初勝利狙う…13日・オリックス戦

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2024.4.13(土) 08:42

キャッチボールを終え、笑顔を見せた加藤貴 (カメラ・馬場 秀則)

 日本ハム・加藤貴之投手(31)が“三度目の正直”で今季初勝利を狙う。開幕からここまで2戦連続で黒星を喫している左腕。先発予定の13日・オリックス戦(京セラD)に向けて敵地で最終調整し「本当に迷惑をかけている。チームが負けているのも僕の責任なので頑張っていきたい」とリベンジを誓った。

 負の連鎖を断ち切る。前回登板の西武戦(エスコン)は2者連続アーチを浴びるなど4回7安打4失点でKO。逆球を痛打されるなど、自慢の制球力が影を潜めた。この1週間は技術に加えてメンタル面の修正に努め「気持ちの面がほとんどですけど、みんな頑張っている中で足を引っ張っているのは自分。そこは一番考えましたし、チームのいい流れを壊しているので」と一戦に懸ける並々ならぬ覚悟を口にした。

 昨季、対オリックス戦は1勝1敗。京セラDでは5月19日に8回無失点と好投して勝ち投手になっている。印象を問われると「去年の話なので」と淡々と返し「新しい選手も入ってきている。そこは捕手と話して対策を練りたい」と西川らが新たに加わった打線を警戒。「やっぱり3連覇しているチーム。粘り強いことはわかっているので負けないようにやっていきたい」と闘志を燃やした。

 オフはFA権を行使せずに残留を決断。決して多くを語るタイプではないが、チームへの思いは人一倍強い。「いろいろ思うとこはあるので、反省して切り替えて、初回から全力で頑張っていきます」。悔しさや歯がゆさ、たまっている全ての思いをマウンドでぶつける。(堀内 啓太)

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