◆パ・リーグ　オリックス２×―１楽天（１１日・京セラドーム大阪）

　オリックスが今季初のサヨナラ勝ちを決め、開幕４カード目で初めて勝ち越した。９回１死一塁で紅林が右中間二塁打。楽天３連戦はすべて１点差ゲームだったが、中嶋監督はすぐに気持ちを切り替えた。初戦の田嶋、高島、この日の山下と先発した３人全員が５回までに降板。「だいぶ負担が来てますよね…」とリリーフ陣を気遣い「やっぱり先発陣が、もう少し頑張らないと。中６日、７日空いてるわけですから」と続けた。

　柱の一人として期待する山下は５回１失点と粘ったが、１０７球を費やして降板。「まだまだですよね。ボールが完全なボールになっていますよね。惜しいとか、そんなんじゃないですもんね」と制球面に改善を求めた。

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