【日本ハム】1番起用の加藤豪将が4安打 サヨナラ勝ちに「自分の4安打はちっぽけ」

スポーツ報知

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2024.4.5(金) 23:42

6回無死、加藤豪将は右翼線に二塁打を放ち、ベンチに向かってポーズ(カメラ・堺 恒志)

◆パ・リーグ 3x―2西武=延長12回=(5日・エスコンフィールド)

 日本ハムは延長12回サヨナラ勝ちで今季初の連勝飾り、貯金を「2」とした。「1番・一塁」で今季初先発した加藤豪将内野手(29)は今季初安打を含む4安打をマークし、打線をけん引した。

 延長12回の第6打席。無死一塁で打席に入り「絶対これはバントだな」と予測していた。しかし、新庄監督から出されたのは「打て」のサイン。「ボスが何かを感じて打たせてくれた。そうなったら自分は打たないといけない」。2球目の148キロ直球をライト前にはじき返し、無死一、三塁に好機を拡大。サヨナラ勝利を演出した。

 開幕からノーヒットが続いていたが、焦りはなかった。「いつかは来ると思っている。打てないほど、打つチャンスが上がる。そうやっていつも考えているので、焦りはない」。ポジティブシンキングを貫き、昨年8月3日ロッテ戦以来の1番起用に応えてみせた。

 チームは今季初の連勝。「きょうはみんなが自分の仕事をして勝った。振り返るといろんなことがあったなと思って、その中では自分の4安打はちっぽけ」と、自身の打撃よりも総力戦での劇的勝利を喜んでいた。

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