２軍で調整中の楽天・田中将大投手（３５）が、４月中旬に２軍戦で登板する方針であることが１日、判明した。永井投手コーチが明かした。１３日からのイースタン・ロッテ２連戦、１６日からの同ＤｅＮＡ３連戦（いずれも森林どり泉）中に実戦登板する見通しだ。

　昨年１０月に右肘のクリーニング手術を受けた右腕はキャンプ１軍スタート。２月２４日の中日とのオープン戦（北谷）で実戦復帰し、その後も登板を続け最速１４６キロもマークした。３月２０日のイースタン・ＤｅＮＡ戦（横須賀）に先発し３回１／３を３失点（自責２）。その後は体のメンテナンスを理由に実戦を離れている。

　日米通算２００勝まであと３勝に迫っているベテランについて永井投手コーチは「２軍で結果どうこうよりも、（２軍の）現場レベルで見た（球の）質がオッケーだったら１軍で、というところになってくる」と昇格への道筋を説明した。

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