【ロッテ】種市が今季初登板で躍動 6回無失点で8Kの快投

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2024.3.30(土) 15:57

力投するロッテ先発の種市篤暉(カメラ・二川 雅年)

◆パ・リーグ ロッテ―日本ハム(30日・ZOZOマリン)

 ロッテの種市篤暉投手が今季初登板し、6回を2安打3四球、8奪三振の102球で無失点に抑えた。7回からは、西村が2番手としてマウンドに上がった。

 初回は先頭の松本、スティーブンソン、万波を3者連続三振で最高の立ち上がり。2回は2死から四球でランナーを塁に出すも、後続を一ゴロで切り抜けた。3回は初安打を許したが、2死二塁で迎えた2番・スティーブンソンに対しては、初球からフォークを徹底し、4連投目で空振り三振に仕留めると、「しゃっ!」とほえ、グラブをポンとたたいた。

 4回は先頭の3番・万波にフルカウントにすると、2球ファールで粘られた後の8球目、得意のフォークを見極められて四球。続くスティーブンソンも歩かせて無死一、二塁のピンチを招いた。だが2者連続三振を奪うと、最後は7番・水野の打球を左膝をつきながら大事に捕球し、投ゴロ。無失点で切り抜けた。

 5回は一死から9番・田宮に中前打を許したが、続く1番・松本を直球で注文通りの遊ゴロ併殺打に仕留めた。6回も3人で仕留めた。

 今月7日に行われた「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本VS欧州代表」の代表選手に選ばれ、第2戦(京セラD)では、8回から6番手で登板。完全継投が継続する重圧の中、2イニングを完璧に抑え、日本代表初の偉業となる完全試合リレーを大トリとして締めた。頼れる右腕が、今季を上々の内容でスタートした。

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