◆パ・リーグ　楽天０―１西武（２９日・楽天モバイル）

　勝負どころで自慢の快足を披露した。０―０の８回２死。中前安打で出た一塁走者の金子が外崎の打席で二盗を決めた。失敗すればチームの雰囲気が沈みかねない大事な場面。「思い切っていきました。ここで走らないと、動かないとと。（試合が）均衡していたので。よかったです、決まって」。外崎の適時三塁打で生還。松井監督も「金子がよく走りましたね」とほめたたえた。

　オープン戦で１番打者が決まらない中、３３歳はきっちりと調子を上げて開幕スタメンを手に入れた。ここぞの場面で打って走って、勝利に貢献した。「１本出て良かったです。今日がスタートなんで。明日からも１打席ずつ集中してやれたらなと思います」。盗塁王２度のスピードスターがチャンスをつくっていく。

関連ニュース

・【写真】「本当に楽しかった」今井達也が今季初勝利
・【試合詳細】楽天ー西武
・2024パ・リーグ順位予想　OB意見が真っ二つ…優勝候補に挙がったのは２球団
・【西武】２０２４年　年俸一覧
・怪物がうなった西武ドラ１左腕のすごさ