【西武】ドラ1左腕・武内夏暉が開幕前最終登板で4回1失点「やりたいことはできたのでよかった」
スポーツ報知
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2024.3.27(水) 17:56
◆イースタン・リーグ 西武9―1ロッテ(27日・カーミニーク)
西武のドラフト1位左腕・武内夏暉投手(国学院大)が先発して4回を1安打、1失点。プロ初登板が有力視される4月3日のオリックス戦(ベルーナドーム)へ順調な仕上がりをみせた。
ピンチになるとさらに冷静になるのが、武内の長所だ。初回、先頭の高部、池田に続けて死球を与えて無死一、二塁とすると、続く上田を味方の失策で出塁を許し無死満塁にしたが、「ピンチを作ってもバッターに向かって投げるだけなので。あまり気にしませんでした」。山本大には中犠飛を打たれて先制点を献上したが、石川慎をチェンジアップで、寺地をこの日最速の149キロ速球で空振りの三振に仕留めて1点でしのいだ。
2回は先頭の井上にゴロで二遊間を破る中前安打を許したが、以降は1人の走者も許さず4回で59球を投げて降板した。初回の2死球も球が抜けたのではなく、内角を厳しくついての結果。3ボールも1度だけと直球、チェンジアップ、ツーシームといった変化球の制球もよく無四球にまとめた。「やりたいことはできたのでよかったかなと思います。低めにコントロールできたので、そんなに悪くなかったのでは」。1週間後のデビュー戦へ視界は良好だ。
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