【日本ハム】野村佑希が猛打賞でオープン戦を締め!2年連続開幕スタメン当確

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2024.3.25(月) 05:25

5回無死、中前安打を放つ野村佑希(カメラ・池内 雅彦)

◆オープン戦 DeNA3―2日本ハム(24日・エスコンフィールド)

 日本ハムの野村佑希内野手(23)が、猛打賞でオープン戦を締めた。25日のDeNA戦(エスコンF)に「6番・三塁」で先発。2回の第1打席こそ見逃し三振も、2打席目以降は中前打を3本続け、開幕ロッテ戦(29日、ZOZO)前の最後の実戦を終えた。新庄剛志監督(52)はこの日のメンバーで初戦を戦う方針を明言し、野村の2年連続開幕スタメンは確実に。上り調子で6年目のシーズンへと入る。

 開幕へ、野村が照準をしっかりと合わせてきた。5回先頭の第2打席、DeNA大貫のスライダーにバットを合わせて中前へ運び、出場5戦ぶりの安打を放った。7、8回にも中前への安打と、猛打賞でオープン戦を締めくくった。打率も3割1分1厘とし「良かったです。結果が出て。しっかり上げられて終われたので」と手応えを口にした。

 安打が出ない期間こそ続いたが「悪くはないというのは自分の中であったので」と不安は感じていなかった。「ヒットが出ていなかっただけ」と前向きに捉えていた心境を、新庄監督も「ずっと悪くないですよ」。同様に感じ取って、冷静に見守ってきた。その思い通りに開幕前最後に出た3安打に、指揮官は「追い込まれてから、ちょっと詰まり気味でセンターに抜けて行って。ああいうヒットがね、乗っていける。バッターってそういうもの」とさらに状態を上げていくことを期待した。

 2年連続での開幕スタメンにも当確ランプが灯った。新庄監督は試合後、開幕戦のオーダーに関し「こういう感じになります」と明言した。昨年3月の楽天との開幕戦では「4番・三塁」で先発し、3点を追う6回1死満塁、中犠飛でチームのエスコンフィールド初打点をマーク。だが、試合は1―3で敗れた。1年前に味わった悔しさは今年、必ず返しにいく。

 昨年の開幕で一塁を守った1歳年上で仲の良い清宮は、左足関節の捻挫で開幕は絶望的となっている。攻守ともに不在を埋める活躍を見せ、まずは新庄政権初の開幕白星へ―。「いいヒットが出て良かった」と繰り返した野村は、確かな手応えとともに千葉へと乗り込む。(砂田 秀人)

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