◆オープン戦　西武３―５ヤクルト（２４日・ベルーナドーム）

　西武・松本航投手が先発で３回を２安打、無失点にまとめて先発ローテーション入りへアピールした。

　初回、２回と走者を出しながらもともに併殺で切り抜けるなど野手にも助けられた。回転数の多い速球を多めに投げ込み、無失点でしのいだ。前回登板した１７日のソフトバンク戦（ペイペイドーム）では速球にキレがなく５回で被安打１０、７失点と苦しんだが、この日は普段通りの速球で勝負できた。「炭谷さんがきょうは真っすぐでいくよと言ってくれたので、ミット目がけて投げるだけでした」と捕手の炭谷に感謝した。

　先発ローテーションは今井、平良、隅田、新人の武内ら競争が激しいとあって、好投にも気を抜けない。「レベルの高い投手がいる中で自分も一生懸命やるしかないと危機感を持ってやっています」とさらに気持ちを引き締めていた。

関連ニュース

・【西武】ブランドンが支配下にスピード復帰…オープン戦打率・３３３
・【西武】支配下復帰を目指すブランドンが先制適時打「いい結果につながってよかった」
・【西武】新助っ人が待望の本拠地初アーチ「力強く振ることを意識した」
・【西武】増田達至が７球で３者凡退「やるしかない」
・【西武】３年目左腕が仙台での開幕２戦目へ準備万端「寒さの対策もしながらうまく対応できた」