【楽天】早川隆久、5回途中9K1失点 開幕へ順調「投げたいボール投げれましたし、悪いところも出た」

スポーツ報知

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2024.3.23(土) 06:30

明るい表情を見せベンチに戻る早川隆久(カメラ・頓所美代子)

◆オープン戦 巨人1―3楽天(22日・東京ドーム)

 最後まで冷静だった。楽天の開幕投手・早川は巨人打線を手玉に取った。4回2/3を投げ、2安打1失点9奪三振と好投。「自分の投げたいボールを投げれましたし、悪いところも出たのでそこは良かった」と29日の開幕・西武戦(楽天モバイル)に向け、順調な調整ぶりを見せた。

 これぞ開幕を任される投手の投球だ。3回まで打者9人から、5者連続を含む7Kの完璧な立ち上がり。4回無死一塁から門脇に135キロのスライダーを右翼線二塁打されて1点を返されたが、最少失点でしのいだ。今江監督も「本当にいい形で来ているので、そのまま開幕戦にぶつけてもらえれば」と初の大役を務める4年目左腕に期待した。

 先輩から刺激も受けた。パドレス対ドジャースの試合をテレビ観戦。楽天からパドレスに移籍した松井が変化球で大谷を右飛に打ち取る姿から投球のイメージを膨らませ、実際にこの日、丸や岡本和、坂本らを変化球で三振に仕留めた。「大谷さんのもタイミングをずらせたというところが大きかったと思う。ああいう形で自分もどんどん使っていければ」と既に本番を見据えていた。

(太田 和樹)

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