ソフトバンク・東浜巨 6回1/3・86球無四球無失点と開幕へ順調な仕上がり

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2024.3.20(水) 15:35

ソフトバンク・東浜巨 (C) Kyodo News

 ソフトバンクは20日、オープン戦で阪神と対戦。開幕ローテーション入りが確実視されているソフトバンク先発・東浜巨は、6回1/3で86球4安打無四球無失点6奪三振と圧巻のピッチングを見せた。
 
 昨季の悔しさをばねに、春季キャンプから順調な仕上がりを見せてきた頼れる右腕が、オープン戦最後の登板も安定感抜群の投球を披露した。東浜は初回、1番中野拓夢と2番植田海をセンターフライに打ち取ると、昨日3安打4打点の3番森下翔太から見逃し三振を奪い、三者凡退と好発進。2回も4番佐藤輝明を空振り三振、5番ノイジーを見逃し三振、6番前川右京を3球で空振り三振と、前の回から合わせて4者連続三振に打ち取った。3回も7番小野寺暖をショートフライ、8番木浪聖也をショートゴロ、9番坂本誠志郎をライトフライと3回連続の三者凡退に抑えた。

 4回は二死から3番森下に初ヒットを打たれるも、続く4番佐藤輝をレフトフライで打ち取る。5回も二死から7番小野寺にセンター前ヒットを打たれたが、8番木浪をセカンドゴロに打ち取った。6回は先頭打者の9番坂本にレフトへヒットを許したが、1番中野・2番植田・3番代打ミエセスをいずれも外野フライに抑えた。
 
 7回は先頭打者の4番佐藤輝にレフト前にヒットを浴びるが、5番ノイジーをファーストファールフライに打ち取る。ここで2番手・杉山一樹にマウンドを任せた。
 
 ここまでのオープン戦での登板と同様に、力あるストレートを軸に変化球がコースにしっかり決まるという東浜らしい完璧なピッチング。開幕まで9日に迫る中、万全の仕上がりを見せつけた。

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