ソフトバンク・周東佑京のスピードで西武との接戦を制す 真中氏「存在感を改めて示した」と絶賛

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2024.3.19(火) 06:24

ソフトバンク・周東佑京 (C) Kyodo news

ソフトバンクは16日、オープン戦で西武と対戦し2-1と僅差で勝利した。

打線は同点で迎えた8回、先頭打者の1番周東佑京が、西武3番手・田村伊知郎から四球を奪い出塁。2番ウォーカーの打席で周東が二盗に成功。ウォーカーのセンターフライで周東は三塁へ進塁すると、3番川村友斗のファーストゴロでスタートを切り、余裕を持って生還。ノーヒットで決勝点を獲得した形になった。

西武投手陣にわずか3安打と抑え込まれる中で、周東のスピードがもたらしたこの勝利は、18日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも大きな話題となった。

四球から盗塁、タッチアップ、ギャンブルスタートとあっという間に1点をもぎ取った周東に対し、真中満氏は「周東が走者としていることで、相手に必ずプレッシャーをかけられるという存在感を改めて示した」とその価値を絶賛。「終盤の7、8回で周東が走者で出ると、相手は本当に嫌だと思う」と語ると、大矢明彦氏も「四球を選べば周東のもの」と試合展開への大きな影響を与えたことを評価した。

周東はこの日、守備でも強烈なアピールを見せた。5回一死一・三塁で古市尊のヒット性の当たりを好捕し、最少失点に抑えるファインプレー。大矢氏は「普通ならタイムリーヒットになって1点取られ、なおもピンチが続く場面。他の人では捕れなかったのでは」と俊足を生かした守備に太鼓判を押した。

開幕まで2週間を切る中、攻守両面での周東の活躍は、覇権奪回を目指すチームにとって希望の光だ。今季選手会長に就任した韋駄天が、その快足で勝利にどれだけ貢献できるか、大きな期待が寄せられる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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