【日本ハム】育成3年目の190センチ右腕が支配下登録 新庄監督はサプライズで高級スーツプレゼント

スポーツ報知

  • ニュース

2024.3.14(木) 13:17

支配下選手登録され会見した福島蓮投手と木田優夫GM代行(左)

 日本ハムは14日、育成3年目の福島蓮投手(20)を支配下登録すると発表し、本拠地のエスコンフィールドで会見を行った。新背番号は「94」に決まった。

 福島は八戸西(青森)から21年育成ドラフト1位で入団した190センチ、76キロの長身右腕。最速152キロの直球とフォークを武器に、2年目の昨季は2軍で17試合に登板(先発9試合)。4勝2敗、防御率2・79をマークした。

 今年の春季キャンプでは2月10日の紅白戦(名護)で1回無失点と好投。試合後に新庄監督から「いやあ、将来性ある選手。何年後かにとんでもない活躍をしますよ」と絶賛された。2日の春季教育リーグ・オイシックス戦(エスコン)でも救援で1回を3者連続空振り三振と圧巻の投球を披露していた。

 会見に臨んだ期待の新星は「まだ実感はわいていない」と笑みをこぼしつつ「投球も心も(2年間で)成長できた。1軍で長く活躍できる選手になりたい。まずはけがをしない。具体的な目標はその後についてくる」と決意を語った。

 サプライズもあった。会見直前、ホームユニホームに身を包んだ新庄剛志監督が報道陣側の座席に突如、登場。静かに会見を見守っていたが、司会から「質問がある方」と話しが飛ぶと、真っ先に「はい!」と挙手。「先発と中継ぎどっちがやりたいですか? 今日の試合(広島戦)は投げますか?」と記者に扮(ふん)して質問。さらに「これが似合う大スターになってほしいってことで」と、自身が1日のチーム激励会で着用していたチェック柄の高級スーツをプレゼント。黒のサングラスにヘアジェルも手渡すと「失礼します!」とさっそうと会見場を後に。福島は目を丸くしながらも笑顔を見せていた。

 ◇福島 蓮(ふくしま・れん)2003年4月25日、青森県生まれ。20歳。八戸西では1年春からベンチ入りし、2年秋からエース。21年育成ドラフト1位で日本ハム入団。190センチ、76キロ。右投右打。

関連ニュース

【写真】新庄監督がサプライズでプレゼントした高級スーツ
【写真】サングラスを外しポーズを決める福島
福島蓮の年俸、経歴
【写真】新庄監督、自宅にある巨大サウナを公開「ログハウス?」「家かと」
【写真】新庄監督、2億円の真っ赤なフェラーリで球場入り

記事提供:

スポーツ報知