【日本ハム】伊藤大海が7日の西武戦へ調整…テーマは左打者対策「克服すべきところ」

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2024.3.7(木) 07:34

7日の西武戦に先発する日本ハム・伊藤

 日本ハムの伊藤大海投手(26)は6日、先発する7日の西武戦(鎌ケ谷)へ向け、屋内練習場でピッチングを行うなど最終調整を行った。プロ4年目を迎えるが、ファームの本拠地・鎌ケ谷では初の実戦登板。左打者対策に重点を置き、開幕へと調整を進める。

 プロ4年目を迎えるが、1年目から3年連続で規定投球回を達成。常に1軍で戦ってきた伊藤にとって、鎌ケ谷は未知のマウンドだ。「ライブBPを1回した覚えはありますけど、ゲームはたぶんないですね」。今後はエスコンでの登板が見込まれ「外球場で投げられるのは最後だと思うので、その空気感とか感じながらできたら」とうなずいた。

 テーマは左打者対策だ。過去3年、常に右よりも左打者に高い被打率を残され、昨季は右打者1割9分5厘に対し左打者は3割4厘。「左バッターにずっと数字がよくないので、まず克服すべきところ。球種を増やすとかではなく、攻め方だったり追い込み方、打ち取り方。こういう風に打ち取ったという明確なものが欲しい」と意気込んだ。

 通例より少ない4試合の実戦登板で開幕へ向かうのは、当初からのプラン。開幕に合わせることはもちろん、1年間戦い抜く余力を残す狙いもある。「一試合一試合無駄にできないので、一球一球しっかりと意図を持ってやっていけたら」。予定される3イニング、一球一球に意思を込めて、全てを開幕への糧とする。(山口 泰史)

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