◆オープン戦　ＤｅＮＡ４―２楽天（２５日・宜野湾）

　楽天は２５日、ＤｅＮＡとのオープン戦（宜野湾）を行い、２―４で敗れた。先発した滝中瞭太投手（２９）は３回を投げ２安打無失点。与四死球はゼロで、２奪三振と沖縄での最終戦でアピールに成功した。

　強い思いを胸に、右腕を振った。初回は２死後に初安打を許したが、相手の４番・牧に対して直球で押して右飛。２回は２三振を奪うなど３者凡退。３回は１死後に２本目のヒットを浴びたが、しっかりと後続を断った。

　前回登板となった日本ハムとの練習試合（１８日、金武町）では６安打を許し、２回途中３失点（自責２）で降板。「前回もいい球はあったので、いいところはいい、悪いところは悪いで反省して今回につなげたいなと思っていました」。しっかり課題と向き合い、この日の好投につなげた。

　先発ローテ入りを狙う右腕に対し今江監督は「前回は打たれたんですけど、結果としてしっかり投げられていた。感覚的にも（滝中が）良かったって言っていたので、良かったんじゃないか」と評価。永井投手コーチも「３イニング目は甘く入ってしまったと言っていたので次回の課題になりますが、引き続きアピールしてほしい」と期待していた。

関連ニュース

・【楽天】猛打賞の２２歳内野手が開幕１軍に意欲「打ち続けないと開幕１軍に残れないので頑張ります」
・【楽天】古謝樹　３回７安打３失点も牧秀悟らから奪三振「ストライクゾーンで勝負できたことはいい収穫」
・【楽天】今江監督が初勝利　浅村先制打、先発・田中将無失点、ドラフト５位松田もカーブ武器に無失点
・楽天・田中「無事に終わって良かった」今季初実戦で１回無失点…中日・中田翔との対戦では笑みも
・【楽天】昨年１０月に右肘クリーニング手術の田中将大が今季初先発で復調ぶりアピール「無事に終われて良かったです」