
日本ハムの斎藤友貴哉投手(29)が22日、2軍の国頭キャンプで右膝前十字靱帯(じんたい)断裂から復帰後、初めて実戦形式のライブBPに登板した。阪神から移籍初年度だった昨年2月1日の紅白戦、1球で右膝を負傷。同3月に手術を受け、ゲーム復帰まで8か月と診断されていた。約1年ぶりの実戦形式のマウンドを、今季初めて2軍キャンプを視察した新庄剛志監督(52)も見守った。
どうしても力が入った。約1年ぶりに、打者と対戦するマウンド。2人目・福田光の3球目に、この日の最速154キロで空振りを奪った。抜けるボールもあったが、フォークで空振り三振に仕留めるなど上々の復帰登板。打者5人に25球を投げ、1安打2奪三振1四球の内容に「1年ぶりぐらいで投げられて、自分の中では投げられただけでも100点満点です」と笑った。
斎藤友を見ることが、視察の1つの理由だった新庄監督は「肩が開いてバッターから見やすいボールを投げていたかなと思います。1年ぶりにマウンドに立って、バッターを相手にああなりますよね。これから修正していけば全然1軍として活躍できるピッチャーなので、心配してないです。いいボールもありましたもんね」。1軍の舞台に帰ってくることを心待ちにしている。
今後はもう一度ライブBPに登板し、3月に2軍の教育リーグで実戦復帰する見通しだ。足を運んでくれた指揮官に「すごくありがたいです。新庄監督、3年目。日本一、まずリーグ優勝。男にします」と力を込めた最速161キロ右腕。リリーフ陣に加われば、上位進出への大きなピースになる。(山口 泰史)