楽天はヤクルトに引き分け、対外試合初白星ならず 守護神転向の則本は1回0封と順調な仕上がり

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2024.2.21(水) 16:28

楽天・則本昂大 (C)Kyodo News

練習試合
ヤクルト1-1楽天
〈2月21日・浦添市民球場〉

 楽天は21日、ヤクルトとの練習試合に1-1と引き分けた。新戦力のポンセや守護神転向の則本の好投など収穫の多いゲームとなったものの、今江監督の対外試合初勝利はまたもお預けとなった。

 先発は日本ハムから加入したポンセ。新戦力に注目が集まるマウンドで、1回無安打と安定感ある内容で終えた。最速は154キロを計測し、150超えを何度もマークするなど持ち味を十分に発揮した。3回は2番手・内星瀧が、死球で出塁を許すなど二死・二塁のピンチを招き、1番・塩見泰隆に適時二塁打を打たれ、同点に追いつかれてしまう。

 その後は守護神に転向した則本昂大が7回に登場し、1回を無安打で抑え順調な仕上がりを見せた。ヤクルトに加入した西川遥輝と対戦もあったが、粘って四球を選ばれ、元同僚対決では西川に軍配が上がった。
 
 打撃陣は2回に、相手のエラーをきっかけに二死二塁のチャンスを作ると、9番・村林一輝がレフト線へ適時二塁打を放ち、今季対外試合初の先制点を奪う。しかしその後は、ヤクルト投手陣から8安打放つも打線が繋がらず、引き分けで試合は終了。今江監督の対外試合初勝利はまたもお預けとなった。

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