【ソフトバンク】山川穂高、サク越え率は「大谷超え」待ちに待った試合にウズウズ

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2024.2.17(土) 05:00

ウォーミングアップ中に笑顔を見せるソフトバンク・山川穂高(カメラ・田中昌宏)

 ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が17日の紅白戦で移籍初実戦に挑む。16日は宮崎キャンプのフリー打撃で“大谷超え”の破壊力を見せた。33スイングでサク越え14本。左翼フェンスのさらに後方のコンクリート塀も越える推定135メートルの場外弾も見舞った。サク越え率は4割2分4厘。海の向こうで29スイングで10発(14日)のドジャース・大谷は同3割4分5厘だっただけに「きょうみたいな打撃練習を続けていきたい」と気分上々だった。

 待ちに待った“試合”だ。「(打席に)入ると思います。楽しみです」と17、18日の紅白戦に出場予定。昨季は西武で5月11日を最後に公式戦に出場できなかった。昨秋のフェニックス・リーグには出場したが「結果を出したいです。野球人として打席に入る以上、イベントでも草野球でも打ちたいです」と野球少年のようにウズウズが止まらない。

 ともに侍ジャパンを世界一に導いた大谷を「野球に全てを懸けている人」とたたえる。14日も休日返上で打撃練習を敢行するなど、懸ける思いは同じ。今季は打者に専念する盟友に追いつけ追い越せで、山川も宮崎からショータイムを発信する。(田中 昌宏)

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