楽天のドラフト１位・古謝樹投手（桐蔭横浜大）が１２日、沖縄・金武町で行われている春季キャンプでシート打撃に初登板した。打者１１人を相手に４７球を投げ、２三振２四球２安打。球団計測では最速１４７キロ。「指にかかった真っすぐで外野フライとか内野ゴロを打ち取れて、自分でもいい収穫が得られた」と手応えを口にした。

　前日には同期のドラ６・中島（青学大）が練習試合で１軍戦“初出場”、初打席で初安打を放った。「宿舎のストレッチルームで（ドラ５松田）啄磨と『すげえな』とか話してたんですけど、（中島が）けっこう鼻の下を伸ばして照れてたんで『絶対抑えるしかないな』と思った」。宣言通りに対戦した中島を空振り三振に打ち取る勝負強さも見せた。

　１８日の練習試合・日本ハム戦（金武）ではプロ入り後初の先発予定。「シートバッティングと同じような気持ちで行きたい。力強い球を投げてその結果で反省とか課題を生み出せれば」と初先発に向け意欲をみせた。

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