【楽天】ドラフト6位が1軍初出場で初安打 首脳陣も絶賛「すごく今後も楽しみ」「当て感なんかもいい」

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2024.2.12(月) 07:25

5回2死一塁、中前安打を放った中島

◇練習試合 日本ハム4―2楽天(11日・名護)

 楽天は11日、沖縄・名護市内で今季初の対外試合となる日本ハムとの練習試合を行い、2―4で敗れた。悔しい敗戦となったが“1軍初出場”となったドラフト6位・中島大輔外野手(22)=青学大=が初安打を放つなど、活躍も見られた。

  楽天の中島が、鮮烈デビューを果たした。3回の守備から中堅に入って“プロ初出場”。初打席となった5回2死一塁の場面でセンター前にはじき返し、練習試合ではあるものの初安打も放った。「あんまり覚えていないですけど、いつも通りできた結果がつながったと思う。これからもどんどん打ち続けたいです」。8日に右距(きょ)骨骨挫傷と診断された小郷に代わって、試合前日の10日に1軍に合流しつかんだチャンスをものにした。

 今江監督は「試合前の練習から本当にいい打撃をしていたから、試合になっても打つだろうなと思っていた。案の定、いい形でいい打球のヒットを打ってくれたので、すごく今後も楽しみです」とニンマリ。後藤打撃コーチも「対応が柔らかくバット使えているなと。当て感なんかもいいし。見てまだ2日しか経ってないですけど、すごく器用な子だなという印象」と評価した。

 青学大の同期でプロ入りしたのは中島に加え、広島ドラフト1位の常広、阪神ドラ1・下村の2人がいるが、1軍での実戦デビューは中島が先になった。「あの2人もやってくれると思う。どんどん先を越せるようにがんばります」。勢いはそのままに、開幕1軍デビューも目指す。

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