松坂大輔氏が開幕ローテ入り太鼓判 怪物がうなった西武ドラ1左腕のすごさ
スポーツ報知
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2024.2.12(月) 05:00
西武のドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22)=国学院大=が11日、日米で170勝を挙げ、南郷キャンプで臨時コーチを務める球団OBの松坂大輔氏(43)から「開幕はローテーションに入ってくる投手」などと絶賛された。
ブルペンで武内がピッチングを始めると、その3メートルほど右後方にいた松坂氏が目を見張った。直球に加え、ツーシームなど6種類の変化球も交えて54球を投げ込んだが「立ち投げをしている時点でこのピッチャーはいいなと思いましたね」。フォームのバランス、直球の角度…。指導初日ながらすぐに素質のよさを見抜いた。「当然、開幕はローテーションに入ってくると思いますし、1年間通して楽しみに見ていきたい」と穏やかな表情で期待をかけた。
ピッチング後には会話を交わしたが「直球の大事さを分かっている」と松坂氏。武内がその現役時代の映像で強く印象に残っているのが99年4月7日のプロ初登板で球速155キロを出した場面だという。「映像でもはっきり分かるくらいの伸びでした」と、同じような直球を追い求める。
臨時コーチの期間は残り3日。時間はまだ十分にある。「絶対的な変化球がないので、その取得が課題です」と松坂氏の武器でもあったスライダーについても聞くつもり。1年目で最多勝(16勝)、新人王を獲得した“平成の怪物”と同じ道を歩んでいく。(秋本 正己)
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