オリックス・富山凌雅投手が第２クール最終日の８日、ブルペンで４６球を投げた。トヨタ自動車から１８年のドラフト４位で入団。２１年には自己最多の５１試合に登板し、貴重なリリーフ左腕として２５年ぶりの優勝に貢献した。しかし、翌２２年は８試合の登板。オフに左肘のトミー・ジョン手術を受け、育成選手として再起を図っている。

　キャンプはＢ班でスタート。「絶対に投げられるから慌てるな」との首脳陣の言葉を支えに「楽しいです」と投げられる喜びをかみ締めている。通算７８試合はすべて救援だが、先発要員としても期待される２６歳。「手術した時も、明るい未来しか見ていなかった。不安も大きいですけど、すぐに良くなるわけでもないと思う。（今年は）時間をかけながら、みんなが疲れた時に投げられれば…」と復活へ着実に前進している。

関連ニュース

・【オリックス】「翔平とかダルとか、ああいうクラス」日本ハム・栗山英樹ＣＢＯが怪物級右腕を絶賛
・【オリックス】日米通算２５０セーブ右腕が新球「マスカット」習得で今季３０セーブ以上目指す
・【オリックス】新エース筆頭格・宮城大弥も初の本格投球へ「自分なりに考えながら」
・【オリックス】紅林弘太郎が２２歳の誓い！？「オリメンに入って、ビジュアル面も…」
・【オリックス】名物・地獄のシャトルラン　宮城大弥「このキャンプ、やり切りました…（笑い）」