ソフトバンク・和田毅投手（４２）が６日、宮崎春季キャンプで初めてブルペン入りし、捕手を立たせたまま、２１球を投じた。指先の感覚と傾斜を確認しながら行い「出力的には５割いかないぐらい。問題なかった」。自主トレ中に左脇腹付近などに違和感があった影響でスロー調整を進める中、納得の表情を浮かべた。

　キーワードは「我慢」。第１クール中の投球練習も可能だったが、「トレーナーとプログラムをつくっている。開幕に合わせることが大事」と焦らない。逆算したスケジュールを立て、早ければ２７、２８日に組まれる対外試合（ロッテ、西武）での初実戦を視野に入れた。小久保監督も「お任せです」と全幅の信頼を寄せた。

　昨季８勝を挙げた左腕は４３歳１か月の最年長開幕投手の期待がかかる。「今はそんなことを言っている余裕もない。勝負できるように」。地に足をつけ、万全の姿で２２年目のシーズンに臨む。（小松　真也）

関連ニュース

・【ソフトバンク】侍ジャパンの井端弘和監督が山川のメンバー入りに「レギュラーシーズンで…」
・【ソフトバンク】山川穂高がサイン会　ファンの要望に応えて“どすこいポーズ”で記念撮影も
・【ソフトバンク】和田毅、今春キャンプで初ブルペン「勝負できるように」背番号と同じ２１球
・【ソフトバンク】ドラ１前田悠伍、目標は“プライベートジェット級”の活躍！？「持てるくらいまで…」
・【ソフトバンク】プロの世界で羽ばたくぞ！ドラフト１位・前田悠伍ら新人５選手がパイロット体験