侍ジャパンの井端弘和監督が６日、ソフトバンクの宮崎キャンプを視察し、０６年第１回ＷＢＣ優勝監督の王貞治球団会長兼特別チームアドバイザー、１７年第４回ＷＢＣで代表を率いて４強入りした小久保監督にあいさつ。王会長には「自分が思ったようにやってもらえれば」と激励されて「ありがたいです」と感謝した。

　３月の欧州代表戦メンバーには近藤が内定。１１月のプレミア１２候補には近藤、甲斐、周東を挙げ、三塁ベンチで言葉を交わした山川も「レギュラーシーズンで活躍してくれれば十分（候補に）入ってこられる選手」と評した。

　中でも、井端監督が期待するのは周東だ。昨年はＷＢＣ出場、２度目の盗塁王と自慢の足でアピールしたが、不動のレギュラーには届かなかった。それだけに指揮官は「周東選手は代走などが多いですけど、侍ジャパンでレギュラーとして入ってくれれば。（侍ジャパンでは）途中出場がほとんどなので、頭から出てもらえれば、それに越したことはない。レギュラーシーズンで、センターというポジションでいい成績を出してほしいと思っています」と将来を見据えて、ソフトバンクでの定位置確保を今季の宿題として課した。

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